結婚指輪の裏側にある裏石 | 手作り結婚指輪におけるデザイン

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結婚指輪の裏側にある裏石

裏石とは?

結婚指輪について色々と調べると、「裏石」の存在にたどり着くかと思います。裏石とは結婚指輪の内側・外から見えない所に埋められた石のことで、「シークレットストーン」「インサイドストーン」とも呼ばれています。結婚指輪の内側に施すデザインとしては刻印などがありますが、裏石も結婚指輪の内側にほどこすデザインとして、人気があります。
しかし結婚指輪の裏側に裏石を施しても、何か意味があるのかと不思議に思うでしょう。こればかりは色々と言われていますが、一種のお守りとしての効果があると言われています。また裏石の存在は第三者に知られることがないため、2人だけの秘密を共有することもできます。

裏石に使われるのは誕生石

結婚指輪に使われる裏石は主に、誕生石や星座の守護石が選ばれています。
例えば4月生まれの方であれば、誕生石であるダイヤモンドを裏石として使っています。ダイヤモンドが守護石になっている星座は獅子座なので、7月23日~8月22日生まれの方でも使えます。地球上にある宝石の中で最も固い石であるため、「何があっても壊れない」という願掛けにもなるでしょう。

裏石に使われている他の石

裏石として使われる石としては、色があしらわれているダイヤモンドも人気があります。カラーダイヤと聞くと「値段が高い」というイメージはあるでしょうが、裏石で使うのならば、そこまで値段はかかりません。
また「花嫁は青い色を身につけると幸せになれる」というおまじないから、青い色をしたサファイアを裏石に使っている方もいらっしゃいます。

裏石で使ってはいけない石

裏石に使える宝石は、何でも良いという訳ではありません。指に直接触れる結婚指輪の内側に埋め込むため、汗や皮脂に弱く柔らかい石は、裏石には向いていません。
例えば3月が誕生日だからと、3月の誕生石であるサンゴを裏石として使うと、すぐに傷ついてしまいます。他にも5月の誕生石であるヒスイ・10月の誕生石であるオパールも痛みやすい宝石なので、裏石としてはおすすめできません。